フランスのテナー・ホーン奏者、ソフィー・ビネー=ビュドロー氏(Sophie Binet-Budelot)とコンタクトが取れましたので、簡単なバイオグラフィーと比較的最近の情報をご紹介します。
ソフィー・ビネー=ビュドロー氏は、典型的ではないキャリアを持つ26歳のフランス人ミュージシャンで、フランスではあまりにも知られていない楽器であるテナー・ホーンの魅力を伝え、広めるために活動しています。
ビネー=ビュドロー氏は、フランス東部のディジョン(Dijon)にある “Ecole Superieure Bourgogne-Franche Comte”(ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ高等音楽大学)で音楽を学びました。
彼女は音楽を学ぶ間、リヨン・ブラス・バンド、ブルゴーニュ・ブラス、パリ・ブラス・バンドなどのフランスのブラスバンドで彼女のスキルを完成させました。
彼女はこれまでに2015年のパースのヨーロピオン・ヤングソリスト(European Young Soloist of Perth)の「ベスト・テナー・ホーン」を含め多くの賞を受賞しています。
彼女は翌年、リールで行われた”Best Brass Soloist”コンクールで3位を獲得しました。
ブラスバンドへの情熱に加えて、彼女はピアノやヴィブラフォンなど様々な室内楽の編成でも演奏しています。
彼女は2015年にオー=ド=フランス・ブラスバンド(Hauts de France Brass Band)、福田潤子(ピアノ)、ソフィー・テヴェナール(Sophie Thevenard)(ビブラフォン)をフィーチャーしたファーストアルバム「Adventure」をリリースしました。
「Adventure」で、ソフィーはテナー・ホーン作品と新しいクリエイションを表現することを目指しています。
2016年10月には、クロード・ケスマッカー指揮の「Brass Band de l’Armee de l’Air」(フランス空軍ブラスバンド)に参加しました。
フランスでテナー・ホーンの原動力を強化するというアイデアへの絶え間ない必要性から、彼女は音楽学校でもテナー・ホーンを教えています。
彼女は現在2016年のベルギー・チャンピオン「ブラスバンド・ブイジンゲン(Buingen Brass Band)」と2017年のフランス・チャンピオン「オー=ド=フランス・ブラスバンド(Hauts de France Brass Band)」のソロ・テナー・ホーン奏者を務めています。
以上、珍しいフランスからの情報でした。
今後もビネー=ビュドロー氏から新しい情報が入り次第、ご紹介していきます。
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